“ 東大出身者の人でも、このラーメン屋を知っている人は数少ないだろう。東大駒場の裏門(山手通り沿い)を出て左に曲がってすぐにある弁当屋のとなりのラーメン屋だ。 私のべらあめん体験は18歳の時だ。駒場寮に来た先輩が「あのべらあめんのボロボロに崩れるチャーシューが食べたい」と言い出した。私が言った。「なんですかそれ?」先輩は「行ってみるかい?」といって私を連れて、その店に入ったのだ。 それは私の味の想像を超えるものであった。そもそも福岡県出身の私にはラーメンは豚骨の白濁スープと相場が決まっている。私が上京した当時、博多ラーメンといえば「なんでんかんでん」くらいしか知らず、しかも「なんでんかんでん」が博多ラーメンの代名詞と言われると、それはちょっとなー。的な感じの味だった。 べらあめんは、東京にあるので当然のように醤油ラーメンなのである。しかも麺が縮れ麺。しかも出てきた時に既に伸びている。チャーシューは期待通りボロボロに崩れる。しかも、店に居るのは、愛想の悪い髭のおじさんか、おばさん。カウンターに座った客の目の前で、とうもろこしをボリボリ齧るといった具合だ。「べらあめん」で
\”東大出身者の人でも、このラーメン屋を知っている人は数少ないだろう。東大駒場の裏門(山手通り沿い)を出て左に曲がってすぐにある弁当屋のとなりのラーメン屋だ。 私のべらあめん体験は18歳の時だ。駒場寮に来…\”
7月 2nd, 2009
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